税務職員のメリット・デメリット
こんにちは、創平です。
今回は創平が感じる『税務職員のメリット・デメリット』について書いていきます。
まずメリットから書いていきます。
メリット
・税法・会計の知識を習得できる
・研修が充実している
・給与が他の公務員に比べて高い
・勤務時間がホワイトである(上司・部門による)
当たり前ですが、税務職員として従事していると税法・会計の知識がどんどんと身に付きます。
(一部身に付いていない人はいますが、よほど怠けない限りに身に付きます)
特に税法の知識は一生必要となる知識ですので知っておいて損はありません。
税法を知ることは節税方法を知ることと同義です。
税務職員は採用後、埼玉県の和光市にて3ヶ月間研修を受けます。この研修は寮に泊まり込みで行うため、通常の給料に出張手当分を加算して支給されます。
お金をもらいながら勉強ができる素晴らしい環境でした。
ちなみに講義は大学で教鞭をとる教授、民間の予備校の先生、国税局に勤める職員などにより指導してもらいます。
教え方が上手な方はほとんどいなかったので、教科書を読んだ方が有意義な時間を過ごせます。
教科書は一般公開されています。参考に一読してみてください。
税務職員の給与は一般の公務員に比べて15〜20%ほど高いです。
地域手当、住宅手当、公務員宿舎等あり、創平は福利厚生に満足していました。
(民間より転職してきた方曰く、福利厚生は充実していないとのことでした)
また上司ガチャに成功すれば、毎日定時上がり可能で、有給も取り放題です。
上司ガチャに失敗した同期は毎日7時半出勤20時退社だったそうです。
次にデメリットについて書いてきます。
デメリット
・IT化が全く進んでいない
・残業代はでない
・魅力ある上司・先輩が少ない
・転勤がある
・通勤時間がかかる
このコロナ禍で世界のITは10年進んだと言われていますが、相変わらず当職場は紙至上主義です。
出退勤管理も出勤簿で管理しているため退勤時間が管理できず、残業手当支給時間は適当で、月平均3時間程度です。
残業代はほぼ出ないと思ってもらって良いです。
公務員という性質上保守的な人が多く、『仕事が命!』という人は少ないです。
マニュアル絶対厳守な職場であるので、自身の成長は見込めません。
上司や先輩で自分が目指したいと思う理想像となるような人は全くいませんでした……。
税務職員は国家専門職である国税専門官であるため、国家公務員に該当します。
そのため転勤は3〜4年に一度あります。
税務関係の仕事ということもあり、居住地を管轄する税務署には配属されません。
基本家から遠目の職場に配属されます。通勤に2時間かかっている職員も大勢いました。
現在私は片道1時間ほどかけて出社していますが、近くて羨ましいと言われます笑
大雑把に税務職員のメリット・デメリットを書きました。
転職したいと思っている創平が書いたため、デメリットの方が強く感じるかもしれません。
まあこんな感じなんだと軽く参考にしていただければと思います。
読んでいただきありがとうございました。